気圧の変化で頭痛がするのはなぜ?
- 役立つコラム
よく、気圧の変化で体調が悪くなると聞きませんか?
それはこんな事が理由かもしれません。
①気圧が下がり天気が不安定になると「副交感神経」が優勢になり、活動的ではなくなります。
ところが、気圧が低下すると「ヒスタミン」という物質が体内に増え(アレルギーや炎症を起こすので、花粉症の方にとっては嫌な物質ですね)神経伝達物質として「交感神経」を刺激します
交感神経(緊張させる神経)と副交感神経(リラックスさせる神経)の両方を刺激するので自律神経のアンバランスが生じます。
②気圧が低下すると身体に掛かる圧力が低下します。 体が大気を押し返す力が優勢になるため、一つ一つの細胞が膨張ぎみになり血行不良を引き起こし「むくみ」も出易くなります。
③気温の差に対し自律神経は敏感に反応します。
寒暖の差に自律神経が順応できないと、睡眠の異常、動悸、イライラ、手足のほてりやのぼせ、めまい、偏頭痛、血圧の異常、午後の微熱などの症状が起き易くなります。
台風が近づいたり、梅雨の時期に体調が悪くなるのは、こんな事が原因だと考えられます。