まぶた・目元のたるみの原因とは
- 役立つコラム
目の回りのたるみには、上まぶたがたるむものと、目元(目の下)がたるむものの2つがあります。
目元には、笑ったときなどにぷっくりと膨らむ涙袋のほか、眼窩脂肪が膨らんでできる逆三角形の目袋があります。
目の周囲の皮膚は元々薄く、ちょっとしたことでたるみやすい部分です。
まぶたがたるむ原因
・老化による皮膚のたるみ
加齢によって皮膚にたるみができるのは、他の部分の皮膚と同じです。目を頻繁に擦ったりメイクやスキンケアでまぶたの皮膚を伸ばしてしまうこともあります。
・眼輪筋の衰え
眼輪筋とは眼の回りをぐるりと取り囲んでいる筋肉で、目を開けたり閉じたりします。
加齢とともに眼輪筋は衰えてきますが、パソコンやスマートフォンなどの長時間作業で同じ表情を続けていることで眼輪筋や他の表情筋が衰えることもあります。
眼輪筋が衰えてくると、まぶたや周囲の脂肪を支えきれなくなって、まぶたがたるんで下がる原因となります。
目元がたるむ原因
・眼窩脂肪の膨らみ
目袋の眼窩脂肪が膨らんで飛び出すことで、皮膚のたるみを引き起こすことがあります。眼窩脂肪は目元のクマの原因にもなります
・まばたきの減少
パソコンやスマートフォンの画面を見ているときには画面を凝視しがちで、通常時よりもまばたきの回数が4分の1程度に減ってしまうことが分かっています。これによって筋肉が衰え、たるみができてしまうことがあります。涙袋も筋肉のため、影響を受けてたるみやシワとなってしまうこともあります。